乳がん・再建手術の体験談① /SUMIKIL・スミキル

乳がんと診断後、乳房全摘の選択

私の場合は

 

・乳管内ではありましたが乳房全体にがんが広がっていたこと

・自身が遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)だったこと

 

もあり、全摘の選択肢しかありませんでした

 

もし部分切除の選択肢もあれば、かなり悩んでいたと思います

 

再建も保険適用になっていたし、部分切除後の乳房の変形も聞きました

また、全摘しなければ放射線治療をしなければならない

 

選択肢は全摘しかありませんでしたが

この様な理由から、全摘することを自分に納得させました

 

女性の乳房

 

乳頭乳輪を残すかどうか?

私が一番悩んだのは、この乳頭乳輪を残すかどうか?でした

 

はじめは当然ながら見た目を考えて残す一択

 

でも全摘の場合

 

残しても乳頭乳輪が壊死してしまう場合があると聞いたのです

 

え?

 

また、乳頭乳輪の下に乳がんができやすいとも聞きました

 

え?

 

→乳頭乳輪を残す全摘だと、傷は乳房の下か脇の方で目立たない

→乳頭乳輪を摘出する全摘だと、傷は乳房のど真ん中

 

これだけを考えると、見た目で悩んでいた私は

壊死するかもしれないけど残したい、はじめはそう考えていました

 

 

何のために乳房全摘をするのか

とにかく嫌だ、嫌だの思考でした

 

当然ながら乳がんの恐怖もありますが

どちらかというと

 

抗がん剤が怖い、手術が怖い、胸を失うのが嫌、髪が抜けるのが嫌

 

私はそんな事ばかり考えていました

 

その頃「生きることからブレない選択をして」と言われたのです

 

はっ!としました

 

そうか、そうだ

もう元には戻れない

今、私は乳がんなんだ

 

やっとそこから前を向きました

 

見た目が変わってしまうのは悲しいけれど

こんな大きな手術をするのであれば

 

一番リスクを残さない、生きるための選択をしよう

 

やっと、やっとそんな決断をしました

 

乳頭乳輪を残さない全摘でした

 

次回は、実際の手術や術後について書きますね

普段着になる医療用ウィッグ・部分ウィッグ - 髪を着る。

髪を着る。

とことん品質にこだわった㈱SUMIKIL・スミキルの医療用ウィッグは、高級人毛を100%使用し、受注後お客様に合わせて人気美容師がカットしてから発送いたします。自然な仕上がりで普段着のように身に着けられるウィッグで、髪が再び戻ってきたような感動をお届けいたしますので、おしゃれをより違和感なく楽しみたい方は、お気軽にご相談ください。

屋号 株式会社SUMIKIL(スミキル)
住所 〒103-0022
東京都中央区日本橋室町1丁目11-12 水野ビル7F
営業時間 9:30~18:00
定休日 定休日:土日祝
代表者名 野中 美紀
E-mail info@kami-wo-kiru.jp

コメントは受け付けていません。

特集

株式会社SUMIKIL・スミキル