乳がんになって10年目。乳がん告知は誕生日の前日①
乳がんとわかるまでの経緯
2014年の夏、
会社の人間ドックのマンモグラフィー検査で石灰化があり再検査となりました。
私は婦人科でがん研究会有明病院に通っていたので、
精密検査もがん研有明病院に予約を取りました。
乳がんの患者数が日本で一番多かったので、
情報も経験も一番多いだろうと考えました。
予約が取れたのは1か月以上後だったと思いますが、
自分が乳がんだとも思っていないので焦りはありませんでした。
怪しいけど今は乳がんとは判断できない。
不明瞭な石灰化がある。
石灰化が一部分に集積している。
そんな結果でした。
がん研有明病院には、一部分を拡大できるマンモグラフィーがあります。
その機械をもってしても「今はわからない」でした。
この時点で遺伝学的検査の結果はまだ出ていなかったので、
なので「1年後にまた精密検査をしましょう」で終了となりました。
遺伝学的検査で遺伝性乳がん卵巣がん症候群とわかる
実は、同じころ姉も2度目の乳がん(トリプルネガティブ)に罹患し、
がん研有明病院でセカンドオピニオンを受けました。
その時に「遺伝性乳がん卵巣がん症候群」の話を聞き、
自費ではあるけれど「遺伝学的検査」を受けることができると伺いました。
遺伝学的検査は、当然簡単には受けることはできませんが、
姉の状態は要件に十分はまっていたのです。
そして姉が陽性だったことから、私も検査を受けることにしたのです。
そして私も陽性とわかったのでした。
今思うと、乳がんとわかった時より
遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)とわかった時の方が、
得体のしれない恐怖に襲われた気がしています。
「抗えない」と思ったからです。
でも、私は「知る」ことで今がある、
どんな姿、形になっても、今生きていることに感謝しています。
今はそう思えてますが、
本当は、いろいろな厳しい選択や決断がありました。
少しづつ振り返っていきます。
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